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ベイク「お、おい!大丈夫かティーナ?」
ベイクは泣いているティーナを見てオロオロする。
ティーナ「だって私……憧れるなんて……グスッ」
ティーナは自分の発した言葉に責任を感じていた。
それを感じ取ったベイクは
ベイク「ティーナ」
ティーナ「ビクッ……」
ベイクの優しい声にティーナは体を震わす。
ベイク「俺は自分が魔術師で良かったと思ってるんだぞ?」
ティーナ「!?……何でですか?両親が殺されたのは魔術師だったからじゃ!?……ごめんなさい」
ティーナはまた黙り混む。
ベイク「はぁ~、いいかティーナ?よく聞けよ?」
ティーナま立ち上がったベイクを見上げる。
ベイク「俺は魔術師で良かった!だって力を持ったんだぜ?力があれば守ることが出来る!それに俺の夢は大魔術師になることなんだ!魔術師じゃなかったらそのスタートラインにすら立てないんだ。両親は俺のせいで殺された。でも、それは俺が弱かったからだ。だから強くなる皆を守る力をつける。……もちろんティーナだって守ってやるさ!だから…気にするなよ」
ベイクは少し恥ずかしそうにティーナに自分の事を語った。
それを見たティーナは
ティーナ「クスッ……」
口に手を当てて、綺麗な笑顔を見せた。
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