始まり

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―――10年前 「グラオァァァ!」 ベイク「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」 この物語の主人公ベイクは魔物【ライオフベア】という大型の熊に襲われている。 【ライオフベア】は3㍍はある巨体に獣毛が生えていて、鋭い鍵爪が3本伸びていて、二足歩行だ。 その【ライオフベア】は今まさにベイクをその鍵爪で切り裂こうとしている。 「間に合え!《フレア》」 ドッガァァァァン 「グラオァ…ァァ……」 突如飛んできた炎の塊が【ライオフベア】の顔面にぶつかり、焼き殺した。 ベイク「あ…ああ……あ……」 ベイクは恐怖でまだ震えている。 「大丈夫だよ。僕が助けに来たから」 ベイク「!?…………」 魔術を放った、銀髪の青年は優しくベイクを抱き締めた。 ベイク「あ……あり…がとう」 ベイクは泣きながらお礼を述べる。
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