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そう、この出会いがベイクの人生を大きく変えたのだった。
銀髪の青年の名はスレイド。
この世界に稀に存在する魔術師の一人で、世界最強の大魔術師だ。
そんな彼が助けたベイクは何故【ライオフベア】に襲われていたのか。
それは魔術師によくある出来事が原因らしい。
魔術師には体内に魔力を貯めていて、魔物はその魔力の匂いをたどってベイクの所に来たのだ。
普通、魔物が嗅ぎ付ける魔力の量になるのは人間で言う成人してから、いわゆる大人になってから初めて魔物が嗅ぎ付けることのできる量になるのだ。
それなのに何故ベイクの魔力は嗅ぎ付けられたのか。
それは簡単な事だ、ベイクの魔力は成人した大人となんら変わらないのだ。
それを知ったベイクは大魔術師であるスレイドに魔術の使い方を教えて貰うのだった。
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