年末

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>カイの寝室…… >中には起きているものは誰も居ない…… スイ 「ギィィ…)へっへっへ……さぁ皆さん……。伊織順平アワーのお時間がやってまいりました……」 スイ 「……って伊織順平って誰やねん!……って突っ込んでくれる人はおらんわなぁ」 スイ 「まぁええわ。今回の終了条件の確認や……。ええっと、終了条件は、兄ちゃんを起こさずに布団に入り、一緒に眠ること……やな」 スイ 「……まさか二日連続で実質ウチら以外誰もおらんような感じになってまうとは思わなんだわ。何やねん二日連続で同じ家にお泊まりって。アホちゃうんか」 スイ 「まぁええ……。とりあえずまずはベッドに近づかな話にならん……」 スイ 「静かに、音を立てず、でも足元に気をつけて……。兄ちゃんの部屋は足の踏み場がないけんのー。ほな、行こかいな……」 >足元に集中してゆっくりと歩み寄る…… >…… >………… >……………… >部屋の中は雑然としていて進みづらい…… スイ 「ガン!)ッ! ヤバっ!ファンヒーターに脚ぶつけてもうた!」 スイ 「大丈夫……かなぁ?」 >……反応はない スイ 「ふぃー……。良かったぁー。んじゃ、気を取りなおして……」 >先程の失敗を踏まえて、更にゆっくりと、脚全体に意識を回して歩く…… スイ 「……なんや、エラいあっさり着いてもうた。いや、楽でええねんけど、注意し損な気分やな……」 スイ 「でもこれってつまり……!兄ちゃんと一緒に寝れるんや!やったー……!」 スイ 「んじゃ気づかれん様に……お邪魔しまーす……(モゾモゾ」
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