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カイ
「それはさておき、今日は大晦日ですってね」
スイ
「なんかそんな気分にならへんなー」
カイ
「何が足りないんだろうなー」
スイ
「うーん……」
カイ
「あ、年越しうどん」
スイ
「え、そばじゃ」
カイ
「オイ……てめェ~」
スイ
「ないな。うん。うどん美味いよなー」
カイ
「うどん無くして年越せぬ」
スイ
「(そーいやここうどん県やったー!迂闊にそばとか言いよったら袋叩きにあってまう!)」
カイ
「どーした?汗すげーぞ?」
スイ
「イヤナンデモナイデスワヨオニイサマ」
カイ
「片言ですわよお姉様」
スイ
「と、とにかく早く年越し系のアレを準備してしまお!」
カイ
「まー、うん、いいけどさ」
スイ
「ボヤボヤしてるとカウントダウン始まるで!ネット回線も遅くなるから今のうちに挨拶の置き攻めをしていって」
カイ
「誰と戦うつもりだ、落ち着けって。深呼吸、深呼吸」
スイ
「Deep breath Deep breath」
カイ
「それ曲名だから。てか無駄に発音いいな」
スイ
「え、せ、せやろか……?(カァァ」
カイ
「照れよる場合か!」
スイ
「そ、そうやった!早く半纏着てコタツに入ってテレビ点けて」
カイ
「あ、テレビの方を確保するのね……まぁいいや。んじゃネットの方を置き攻めるか……。とぅいったーと線の方に挨拶書いて……」
スイ
「準備できたで兄ちゃん!」
カイ
「そうか、俺も出来た」
スイ
「じゃあ下におりよう!」
カイ
「カウントダウン開始……っと」
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