年末

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スイ 「まぁそのママを広めたんウチやけどな」 カイ 「クラス中にパパと広めてやろうかテメェ」 スイ 「ごめんなさいウチが間違ってましたので男扱いはやめてください」 カイ 「さぁ白々しい謝罪も聞けたことだし別の話題を考えよう」 スイ 「酷っ!?」 カイ 「他の……といえば、ウチの一家が全員揃ったな」 スイ 「あー、そうやったね!弟なんかキタローになっとったもん!」 カイ 「いや、切り替え早いな……。まぁ確かにキタローだったのう」 スイ 「そのキタローがお父さんをマッサージしよったの」 カイ「嬉しそうに何か言っていたが……専門用語ばかりでわけ分からん」 スイ「兄ちゃんも変わらん時あるけどな」 カイ 「んー、人間そんなもんじゃね?」 スイ 「悪びれんあたりタチ悪いのー」 カイ 「まー、よう真面目に勉強するわなアイツとか思いながらシフォンケーキ食べてたわ」 スイ 「生クリーム二倍で?」 カイ 「美味しいからいいんです」 スイ 「……よし、太ったら抱き枕にしたろ」 カイ 「今でもしてるじゃないですかー!ヤダー!」 スイ 「少し太るぐらいなら抱き心地良さそうやなー」 カイ 「……太らないようにしよう」
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