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そして、夜が明ける
眠ったその意識の中で、まだ足りないのか
美紗緒は夢の中にも出現
泣いて、
苦笑いして
そんで、我慢してるその姿が
やけに鮮明で
「俺がいるだろ」
泣かないで
一人で、もう抱え込むことなんかない
俺がいるんだから、――お前はもう、
なんにも心配いらねーんだよ
笑ってる顔が、一番いいんだよ
お前は
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