第10話 歩き立った。降り立った。浪客御一行in浪花

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その夜 雀「どや、ここからの眺め最高やろ」 S.A.「そうね」 灰「わぁ、きれい」 丼「本当にそうでありんすね」 雀「(無言のこおろぎとRに向かって、)お前らも何か言えや」 こお「いえ、『この景色を見て一句』と思ったのですが…美しさに見とれてしまって何も出てきません」 R「でR」 雀「(Rに向かって)やっぱ、お前は黙っててええわ」 その後、1人と5匹は通天閣を後にした。 通天閣からの景色にしばし感動した余韻に浸っていた一行。 突然、丼が話の口火を切った。 丼「ところで、明日はどうするでありんす?」 S.A.「そうね…」 丼「また、美味しい物を食べたいでありんす」 雀「お前、また、大食いする気か?…わいが破産してまうわ」 S.A.「じゃあ、どうする気よ?」 こお「何か別の計画があるとか…」 雀「まぁな」 S.A.「何よ、その目。何か良くない事を企んでるんじゃないでしょうね?」 雀「なぁに、明日になればわかるがな。明日になればな…」 第11話に続く
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