第1話

3/3
前へ
/3ページ
次へ
「詩織、おはよう。ランチ、今日はどうする?」 今日のスケジュールをPCで確認していると、隣の席の椅子が引かれる。 出勤早々に昼の話題なんて、全く、羨ましい程にエネルギッシュ。 「おはよう、茜。まだ始業前で仕事も始まってないのに、もうランチの打ち合わせ?」 画面から目を離さず、口元だけで微笑む。 「なに言ってるのよ、詩織。今から話しておかないと、あんたが食べないで終わらせちゃう様になっちゃうからでしょ?」
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加