Chapter.0

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「お兄ちゃん!」 「よそ見はいかんな、よそ見は…」 VSTは守夜を抱きかかえてるアロエ手に電撃を飛ばし、自分のところに守夜を持っていった。 「本当なら、アロエも一緒に始末してやろうかと思ったが、まずは守夜をじっくりと潰してからアロエを潰すことにした。それと一つだけ教えてやる。今までは"VST-1300"や"1400"って名前だったが、前に大型アップデートされたから現在の型番は"VST-NEO"だ。よーく覚えておきな…。では、そろそろ持ち帰るとしよう」 VSTは守夜を抱えて、どこかに飛んでいった。 あまりの出来事に、アロエはその場でペタンと座りこんだ。 「そんな…お兄、ちゃん……」 目の前に残ってる3000円分のPASELIカードを手にとった瞬間、空から一枚の紙が落ちてきて、アロエはそれを手にとって読んだ。
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