Chapter.0

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「あら、アロエさんおかえりなさい…。」 アロエのもとに、マラリヤがやってきた。 「そんな天井ばっか見つめて…何かあったの?私でよければ相談に乗るわよ」 心配するマラリヤに、アロエは薄暗い感じの声で返事した。 「ううん、何でもない…」 「そういえば守夜君は?それにアロエさん元気ないし、正直に話して」 「実は…」 アロエはバッグから、VSTが出した紙をマラリヤに渡した。 「守夜君が、さらわれた?」 アロエはゆっくりと頷く。
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