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また腹が立ってきた私は、ソッコー布団に潜り込むと
「おやすみなさい」
ぶっきらぼうにそう言って、ふて寝。
暫くして電気が消えて、
寝れるわけがない
スキとか、スキじゃないとか、もうそんなの考えるような状況じゃない。
男と女、ですよね?
誘い込んだ、よね?(え?私の勘違い?)
コレ?
何か、すんごい屈辱的なんですけど。
まさかこんな目に合うなんて。
彼氏いるけど!!
でも。
市川さんが、気になるのは
自分の中に、【好き】が生まれてたんだ、って
今頃気が付いた。
自分でも、驚いた。
暗闇の中で、市川さんの寝息が聞こえず、起きてるのかな……、なんて考えてたら、あっという間に日がのぼり始めた
まさか、
まさか。
「おきろよー」
朝に、なった
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