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「それって、うちの課に私が要らないって……事ですか?」
あまりのショックの大きさに、思わず口から出てきた
「はぁ?バカかお前。
逆だよ、逆。御指名だ。」
「……え?」
「3課からお前が欲しいって、オファーが来たんだよ」
そんな……。
いーらーなーいー!
そんなオファー全く不必要だよー!!
なにそれー!!
がっかり、いや、うんざりした顔で肩を落としていると、
「なんだ?嬉しくないのか?
贅沢なヤツだな。わかったぞ。上条が居なくなって国見に乗りかえたからだろ。
国見と離れるのがそんなに嫌なのか?」
アンタの目はどんだけ節穴なんだ。
「……はぁ、違います」
ドヤ顔の課長に言い返す気力もなく、私は力なく答えた
異動……嬉しくない
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