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「断らないで!!」
両手を合わせて可愛くそう言う土井さん。
断らないでって、何にもまだ言ってないじゃないの!
「どうしたんですか?」
「御願い~!! 今日の飲み会に来て!!」
「ええ!!」
絶対に逃さない!と、あきらかに逃げれなそうだなこれは、という勢い。
というか、強すぎる押し。
さすが転職するだけあるわ、と私はため息をついた。
「いいですよ」
「良かった~!! いやー、もう女の子の数が足らなくて足らなくて。」
「はは、そうですか……」
なんかもう、知らない。
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