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「あ、どうも 昨日はお付き合いありがとうございました」 なんで固定電話?と、思いながらも社交辞令。 「あっ、いえ!こちらこそ御馳走になったのに、御礼がこんな遅くなってしまって!! ――すみません」 田所さんは、妙に陰のオーラをまとっていて、人見知りだし、なんだか暗い。 「いえ、――あの、どうして固定電話なんですか?」 俺は思ってたことをそのまま率直に口にした 「ああ、そ、それは! 携帯が壊れてしまいましてっ!」 「はは、そうだったんですか。 知り合いに携帯ショップに勤めてる奴がいるんですが、今日良かったら御一緒しましょうか? あ、御迷惑ならいいんですけど。」 「えっ!? い、いいんですか!?」
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