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真っ昼間。 鳴り響く、携帯。 滅多に昼間にかかっちゃこない親父からの電話に、ジジイがついにどーにかなっちまったんしゃねーかって、 慌てて出たら、開口一番。 「……まさかそんなことでかけてきたわけ?」 「そんなことってなんだ!」 弾んだ声の親父。 まさかこんなに早く親父に伝わるとは、 なんつう気の早い女。 まだ飯にも行ってねーぞ。
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