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歩き馴れた夜道 少し薄暗い路地裏は、静かで気に入っていて。 俺の声と成田の声が、テンポよく響く。 深夜、零時。 このままこの先に進めば、成田は終電に乗れない。 水をさすのも気が引けて、どうしてやろうなんて下心はないのに。 帰したくない。
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