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やっぱな、って思って、成田が急に子憎たらしく感じてきた
「わかりました。
成田さんさ、家近い?
今から打ち合わせ5分でして、準備に家戻ったら、品川集合しよう。」
上条さんの声。
「なっ、何かあったんですか?」
動揺丸だしの成田の声。
「それは新幹線の中で。手帳持って、早く。必要なものだけ言うから。あっちで」
怒られてやんの。
席に戻ってきた成田とうっかり目が合ってしまった
ほんのりピンク色の頬が艶々してる
そんな上条さんが好きなんだ
「良かったじゃん」
「おかげさまで」
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