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――翌日。 ところが、成田はいつもの通りで、一向に昨日に見せたあの顔は見れなくて。 しかも。 「あ、成田さん帰れる?」 終電間際 慌てて机を片してる成田に、国見が声をかける 「あ、うん」 「じゃあ俺もかーえろ。」 そんなやり取りをして、慌てて二人で島を後にする 「イチ、お疲れっ!!」 「お疲れ様です。」 そう二人でバタバタと走っていく姿を見届け、 「成田さん、俺腹へった。着いたらメシ付き合ってよ~」 「あ、いーよ」 そんな会話すら聞こえてきた。 ――……。
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