◆ #2

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◆ #2

コイツには、参る。 欲しい場所で、欲しい時間で ゆっくりと、柔らかな唇を俺の首筋に触れさせた。 ゆっくりとしたその成田の行動がやけに待ち遠しくて。 それでいて、予想を裏切らずに成田の身体は少し浮いた 重ね合わせてくる、唇が。 さっきまでのチープな俺の誓いを簡単にぶち壊した。 そんなもの、なんのクソにもならない スイッチを入れたのは、成田だ。
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