6247人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
◆ #2
コイツには、参る。
欲しい場所で、欲しい時間で
ゆっくりと、柔らかな唇を俺の首筋に触れさせた。
ゆっくりとしたその成田の行動がやけに待ち遠しくて。
それでいて、予想を裏切らずに成田の身体は少し浮いた
重ね合わせてくる、唇が。
さっきまでのチープな俺の誓いを簡単にぶち壊した。
そんなもの、なんのクソにもならない
スイッチを入れたのは、成田だ。
最初のコメントを投稿しよう!