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そんなもん、わかってる
言葉を返せば今にも爆発しそうで、沈黙の中、嶋田本部長の言葉を待つ
｢社長に対しても、対取引先に対しても、キチンと考えて言ってんのか？
お前は自分の親父の顔にも泥を塗って、それでいいと本当にわかって言ってるのか聞いてるんだ。
嫌になりました、他にやりたいことが出来ました、なんて月並みの言葉なんかいらねーからな。｣
嶋田本部長の勢い付いた言葉につけ入る隙が全くなく、返答も出来やしない。
｢そもそも、会社としても今はお前を辞めさせるわけにはいかない。
お前が抜けたあとの損失額は、お前の想像以上だぞ
百菱との取引も無くなるだろうからな
そういう自覚、あんのか？｣
言われなくってもわかってる
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