4675人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
とっさに冷静さを失って、今すぐ向かいそうになった自分が滑稽すぎて我にかえる。
ずっぽりと。
深く、のめり込んでるのは、俺の方だ。
そう易々と事が運んでりゃ、こんな事にはなってなくて
頭を冷やそうと、コンビニまでの道のりをゆっくりと歩く
夜の空気は何故か昼間のそれとはちがい、身体に染み入るように肌に響いてくる
逢いたい本心を、奥底にねじ込んで。
自分自身に言いきかせる
余裕がないなんて、格好わるくて。そんな無様な自分を認めたくない。
最初のコメントを投稿しよう!