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実際の恋愛なんて泥臭い
都合のいい展開なんかない。
相手の気持ちなんかわからないし、自己陶酔して、その苦い気持ちに深くどこまでも堕ちていく身勝手で自業自得の恋
そんなリアルな話を書きたかったんです
はたからみたら、筋は通ってないし、回りも不幸にして、なんとも格好悪い最低な恋愛
そんな遠回りをしてやっとタイミングが合った(のか)
そういう終わりかたですが、もちろん二人には続きがある
でも、あえてあそこで終わりにしたのは、その未来をあやふやにしたかったから。
このカタチはハタから見れば決して喜ばしいものではない
今まで散々痛い目にあって、壊れた感情の先に待つものがなにか。
そこは読み手の方々に色々想像していただけたらな、と思っています
市川sideを書きたくなかったのは、ダラダラと決断をつけれない心情なんて、見てもげんなりするだけだろうと思ったから。
それでも、途中一回市川サイドを入れたのは、小説が一人称、つまり成田目線でしか書いてないからです
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