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そのころの僕(当時8歳の僕)は、人と話すのが苦手で、だから学校に行っても友達なんていない。
もちろん一人もできたことはない。
決して裏切られたとか、転校したからとか、そういうのではなく
生まれてから一度もできたことはなかった。
そんな僕は学校の帰り道
家に帰る途中の山の中に入り一人散歩するのを日課にしていた。
最初の頃は山の中で迷子になりそうになったりもしたけど
でも最近になってそんなことはなくなってこんな僕でも遅くまで
といっても、夕方くらいまでなら山の中にいられるようになった。
そして僕はいつもその時間まで遊んでいた。
そんなある日のことだった。
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