ユキトキヲク
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青葉は、自身を忘れてしまったかの様な眼で、ケラケラと笑いながら、口角から唾液を垂れ流している。 そして、歩道まで何とか出た若葉に直ぐに追い付いた。 狂気に満ちた青葉は、ギラつく鎌を居合抜きし、若葉めがけて降り下ろした。 ーーズブッ!ブュゥー! 一瞬、鈍い音の後に間欠泉が噴き上げる様な音がした。
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