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「どうやら、地球上の生き物達はずいぶんと減っちゃったねぇー。友達や親子が死んじゃった者もいると思う 」
彼は、哀惜の念など全くなく言った。そして爽やかに話を続けた。
「でも、みんなは元気出さなきゃ駄目だおっ! だって、これからちょっとした選抜死合いが始まるんだからねっ!」
彼は、それを『選別の時』と名付け、残された全生物達に簡単な説明をした。
「実は、昨日までの雨にはちょっとした細工をしていてね、地球内で観たり、触れたり、意識した生物は俺様の合図で発狂するんだお」
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