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テントから起きてきた四人が始めに発した言葉は「お腹すいた、なんかつくって」だ。
なんかさ?
理不尽だろ?
それでも、俺は断ることが出来ずに肉を焼く準備をした。
肉は家から持ってきていたので安心だ。
暁「おーい、肉焼けたぞー!」
声をかけた瞬間に四人はやって来た。
腹空きすぎだろ!
しかも、皆に肉を配っていたら俺の肉が無くなっていた。
泣いてもいいですか?
一通り配り終わった俺は一人で車まで戻り、カロリーメイトを食べていた。
寂しいです。
すると、不意に車の窓が叩かれる。
そこには、肉を持った亜利砂がいた。
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