第1話

星屑に願いを。（よっちＰ）

　次に今回紹介しますのはよっちＰの「星屑に願いを。」、例によって悲哀に満ちたバラード曲です。

　ピアノとストリングスとミクだけで奏でられる前半部と、音の重なりによる迫力が増す後半部との対照もさることながら、いろなＰにも引けを取らない綺麗な高音が最大の魅力。

　投稿者コメントで初投稿と書かれていますが、思うに、ボカロで投稿するのが初というだけで、曲や音作りに関しては大分手慣れた人なのでしょう。そうでなければここまでのものが作れるはずがない。

　一見平凡にして非凡を見せるこの才能は期待すべき作り手の一人に数えて良いです。ただ、これを書いている2011年9月現在、この一曲しか投稿していないのが残念です。