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あなたといるこの暖かい部屋が、私の楽園。
でも私たちは、いつまでも楽園にはいられなかった。
二人でこの楽園に閉じこもっていても、必ずしも幸せにはなれない。
だからこの窓を開けて、二人、別々の道を歩いて行こう。
大丈夫、雨はきっと優しいから。
大丈夫、雨の後には虹が架かるから。
大丈夫、二人の道はいつかつながるから。
花束Pの初音ミク二周年記念ソング。個人的にはこの人の曲で一番好きです。
作者自身のブログでこの曲が「さよならのかわりに、花束を」の元になった曲だと書かれていたように、この二つはかなり似通った世界観の元に作られています。
(注:この記事は花束Pの旧ブログに書かれていたもの。現在は削除されていて見ることができません)
メロディラインと歌詞の優しさに加えて、ミクの包容力ある歌声が感傷を誘います。そしてその悲しみに満ちたバラードのさなかに垣間見える前向き志向によって、聴衆はカタルシスを得るわけです。これぞ花束Pの真骨頂。
さらに、この曲が傑作たる所以の一つがそのPV。デビューしたばかりの無名のPだったら、このクオリティは出せなかったんじゃないでしょうか。是非ともくコ:彡さんの手によるミクの笑顔に癒されて下さい。
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