プロローグ

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「……ごめんなさい……」 私は彼に許しを乞う 彼に会ってこの言葉を口にしない日は ここ数年ないに等しかった 壁に押さえ込まれる体 口角を微かにあげ私の耳元で 彼が今日も囁く 「お仕置きだよ」 体が震える 外側の私は怯えるウサギ でも私の内側はすでに熱を帯び 痺れにも似た感覚が締め付け始める  《 アハッ♪体は正直に悦んでるよ   あなたが彼を仕向けたんでしょ… 》 私の中で誰かが語りかける  --- ちがう……私は……  《 うるさい!悪いのは ア・ナ・タ 》  --- ……ゎ私…が…いけなぃ  《 そう♪ほらっ嬉しいくせに   ………鳴け!もっと淫らに キャハハハ 》 .
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