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園田以外の三人は恐怖で動くことが出来なかった
辰巳はその三人に耳元で何かをささやくとその三人は倒れている仲間を連れて走り去った
「おいてめえら!待てよ!」
園田は一人になった
「両腕骨折・両足骨折・半殺し・指全折り・顔面破壊…どれがいい?」
園田はまた一歩後退した
園田は俺をみた
ダッ!
園田は俺をつかんで辰巳を脅した
「コイツもっといたぶるぞ!」
辰巳は俺の顔を見た
声すらでない俺は“ニッ”として頷いた
だが辰巳は動かなかった
「やめとけ園田…それ以上やると本当に純が死んじまう…」
「偉そうにすんじゃねえ!!」
怒鳴った
「純は今、目で俺に自分のことは良いからやってくれって合図した。それがどういうことかわかるか?」
「しらねえよばか!!」
また怒鳴った
「声すらでねえくらいダメージが蓄積されてんだ…それ以上やるとマジでやべえぞ」
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