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「あれれ?亜美ちゃん、さっきまでの威勢はどうしたんだよ?ぎゃははっ」
小さな身体と声が震えている亜美の大人しくなった姿を見て、それまで以上に男達は欲情した。
「早く見ちゃおうぜ~!俺は緑パンツだと思う!」
「じゃあ俺は紫で!」
「ピンクっぽくね?」
「絶対、白だ!」
白と言った男が裁縫ハサミを使って亜美のショートパンツを切っていく。
「ほら!白だ!!やったぜ~」
この男達をどうする事も出来ない自分が悔しくて悲しくて惨めで、でもどうする事も出来なくて、悔しくて悲しくて惨めで…その感情のループの中から逃れられなかった。
せめて、この現実を見たくなかったから亜美は瞼を強く閉じていた。
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