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強く閉じていた瞼を開け自分の眼で現実を見て、かたくなに閉ざしていた声を出せる口を使い亜美は叫んだ。
「わっ!?何だよ急に?」
今まで静かだった亜美が大声を出した為に男達は驚いて一旦静止する。
もう既に自分の身体は汚されている…
もう直人に合わす顔が無い…
でも…男が持つ婬慾の終わりにある快楽を自分の中で味合わせたくない。
もしも、それを止められなかったら、直人との繋がりが本当に消えてしまう様な気がした。
希望が全て無くなるのが怖い…
「私はお前達を絶対殺す!!たとえ死んだとしても絶対に呪ってやる!!!」
亜美は鬼のような形相で男達に言った。
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