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「亜美ちゃん、マジコワっ…。…。なんてねぇ~ぎゃはっ!そういうの俺達は慣れてんだよ!!ぎゃはははっ!逆に燃えるっつーの!!」
鬼のように睨む亜美の顔を見ながら、男は嘲笑い再び腰を動かし鋲を打つ。
同じ人間なのに…人間の鬼をも喰う人間の悪鬼。
「限界かも…はぁ…はぁ…。亜美ちゃんの中に俺の全部出してあげるよー。…はぁ…はぁ…」
亜美が言った言葉を覆す、その悪鬼の言葉を聞き、姿を見て恐れた…
両手首には手錠、脚にはガムテープの巻き付き、他にいる悪鬼の押さえつける力…
いくら叫んでも、もがいても時間は無情にも流れる。
「…やべっ…イク…」
やっぱり私にはどうにも出来ないのかな…
「中はやめてーー!!!」
ごめんね…直人…。
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