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わ! わ! わわわ…! 近い近い近い!!! 顔が!!!近い!! 耳元に息づかいを感じ、私の頬のすぐ横に顔があるのがわかる。 「集中…して?」 吐息のような声が耳をくすぐる。 「ほら… 見てごらん…」 ハッと我に返り画面を見ると先程とは比べ物にならないほどきれいな画像を写していた。 「あ…」 「そう。 …この状態が基本だよ。」 そしてスッと離れて行った。 …私の脳内はもちろん大パニック状態。 え!ちょ、ちょっと! …だ…だれ? 誰なのーーー??!
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