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「…鳴海医師は過ちを隠蔽し続けられるような器用な男ではない。」 院長が言葉を強くして続けた。 「しかし… 私がそれを話したところで説得力はないだろう… ところが、数時間前に救急隊から記憶のある名前と住所を聞いた。 そのときに私は確信したんだよ。 そして…横山さん、あなたにわかってもらうには目の前で鳴海という「医師」を見てもらうのが最善だと思ったんだ。」
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