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…最初は本当に先生に対して純粋な好意を抱いていただけなのかもしれない… 一向につれない先生に甘い声で健気につきまとう京奈の姿が容易に想像できた。 もしかしたら…忘年会の帰りも先生の後をつけていたのかもしれない。 行き場のない気持ち… いつしか愛は憎しみに変わってしまった―― 「苦しめばいい」 そして分別の閾値を簡単に飛び越えた――
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