884人が本棚に入れています
本棚に追加
職員用エレベーターに急いで乗り込んで1Fボタンを押した後、
「ふぅ…」
と、思わずため息をついた。
焦った…非常に焦った……口に出てしまっているとは…
気を抜きすぎだわ…
1Fについたことを知らせるポーンという音とともにエレベーターのドアがゆっくりと開き一歩を踏み出す。
どん!
「ひゃッ!」
勢いよく一歩踏み出した瞬間に白い塊にぶつかった。
「あたたたた…
すみませんでした…
…あ…!?」
ツーンとしている鼻を押さえながら顔を上げると…そこには鳴海先生が仁王立ちで立ちはだかっていた。
「!」
ぎゃーーー!!!
最初のコメントを投稿しよう!