6/19
前へ
/314ページ
次へ
職員用エレベーターに急いで乗り込んで1Fボタンを押した後、 「ふぅ…」 と、思わずため息をついた。 焦った…非常に焦った……口に出てしまっているとは… 気を抜きすぎだわ… 1Fについたことを知らせるポーンという音とともにエレベーターのドアがゆっくりと開き一歩を踏み出す。 どん! 「ひゃッ!」 勢いよく一歩踏み出した瞬間に白い塊にぶつかった。 「あたたたた… すみませんでした… …あ…!?」 ツーンとしている鼻を押さえながら顔を上げると…そこには鳴海先生が仁王立ちで立ちはだかっていた。 「!」 ぎゃーーー!!!
/314ページ

最初のコメントを投稿しよう!

884人が本棚に入れています
本棚に追加