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緑side
好きなものを作れと顔面に一発キメられた挙句に言われたけど最愛のあの子のためならばと料理を作り始める
この家にあの子が来るのはすごく久しぶりで、でもいつ来ても好きなものを作ってあげれるように材料だけは揃えてある
ほんま、俺ってできた男やわ。
なにより、どんだけ溺愛してんねんって話やな
唐揚げに、、、焼きそばも作ったるか
白米も食べるんやろうし炭水化物ばっかやけど、好きなもん作ってこい言われたらな....
なんてさっきの出来事を思い出して一人でクスクスしとったら本気で引いた目で見られた。
メンタルはもはや半壊やけど、喜んで食べてくれる顔を見れると思えばなんでもできる
そんなん考えながら唐揚げ、焼きそば、スープを完成させて机に運んでく
1個1個置く度にキラキラしてる目の前のたれ目さんが見れたのであと3発は殴られても耐えれたななんて考えてた。
そして、自分用でもあるけど彩りとしてのサラダを机に置くとすごい睨みつけてくる
「俺の好きじゃないもんを乗せるな」
なんて理不尽なこと言ってくるたれ目さん
「俺が食べるし、色がないと寂しいやろ?」
って優しく言ったら少し不満げだが納得はしてくれた....
「よし、いただきます!」
美味しそうに食べてくれる目の前の子を見ながら自分も負けじと食べ進めていった
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