まずは緑黄

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お腹もいっぱいになったしそろそろ話さなな... そう思って目の前の子を見つめると 同じ気持ちだったのかしっかりと俺の方を見ていた 意を決してってゆうとなんか大袈裟かもしれんけど そのくらいの気持ちで聞かなあかんよな 「今日...なんで泣いてたん...?」 そう聞くとたれ目なんに眉毛までさげてこっちを見てくる... 答えなんか聞かずに抱きしめてしまいたい衝動をぐっと堪える 「.........Winkkiller」 「え?」 思いもよらない言葉に驚いた 「Winkkiller...とかfightのとき...」 ぽつりぽつりと言葉を紡いでいく... ちょっと目が潤んできてるんは気のせいやないよね? 「あと...ピンキーリングに歯ブラシ...」 ここまで来てわかった... 「ノリ悪いとか...ちっちゃい男て思われるかもやけど...」 「寂しかったし、嫉妬してしまってん。」 たまにこちらを見てくる目を全て受け入れるから ゆっくりでいいからってそんな気持ちを込めた目でしっかり見つめ返す 「仲がええのも恋愛感情もないのもわかってる」 せやけど...って言葉を続けようとする子をテーブル越しに引き寄せて髪にキスをひとつ落とす 「ごめんな...そこまで考えんで...無神経やったな。でも、ありがとうな。話してくれて」 「嫌いにならん?こんなちっちゃい男...嫌やない?」 そんな可愛い事をいうから立ち上がり傍までいって抱きしめる 「こんなに可愛いのに嫌いになんてなるわけないやん。ごめんな?俺が泣かしてしまってんな...」 君を不安にさせて泣かせてしまう、そんな最低なおれやけど 「これからは絶対に不安にさせへんから。もう泣かせへんから。やからこんな俺やけど傍におってくれへん?」
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