まずは緑黄

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黄side 傍におってってそう言ってくれた... こんなに弱くてすぐ泣いてまうそんな俺やのに 嬉しくて...でも言葉に出来へんから 抱きしめてくれてる腕をしっかり掴んで頷いた。 怖かった。思っとること伝えるのが。 どう思われるのか怖くて不安やった... それでも俺の目を見てくれて、大丈夫やって目で伝えてくれて こんなにも愛されてるんやって改めて感じさせてくれた ほんまに不安に思ってた自分が情けないくらい こんなにも想ってもろてたのに ありがとうって伝えようとしたとき 「てゆうかな、嫉妬なら俺の方がしてんで?」 予想してなかった言葉が上から聞こえてくる 「同い年やからってひっつきすぎてる人にも、尊敬の眼差しを送り続けてる人にも、バナナジュース作ったげる人にも、ほほえみデートした人にもいつも頼ってる人にも、いっつも嫉妬してる」 そんな風に見えなかった...いつも大口開けて笑ってるか寝てるかででもいつも余裕かましてて、そんなこいつがそんなこと思ってるなんて考えもせえへんかった 「俺かて嫉妬するし、余裕もないねんで?せやけど俺は年下やから子供っぽいなんて思われたないって思っていっつも隠しててん」 なんて少し切なそうに笑いかける初めて見る顔にときめいてもうた... 「お互いがお互いを好きやから嫉妬だってしてまう。けどきっと悪いことやないねん。ちゃんと言葉にして伝え合えばええだけやから。お互い想いあってる証拠やから。好きやから嫌われたくないしがっかりされたないから自分を一生懸命隠す。そうやって相手の事をずっと考えながら生活してんのも悪ないやん?」 そんなこと言っていたずらっ子みたいに笑う 「せやけど今日全部言ってもうたし...もう遠慮はなしにしよか」 急にドSな顔になって言ってきたコイツの目がやばい... 「これからは誰かと仲良うしすぎとったら...お仕置きやからね?それも全部愛やからね」 もしかしたら押してはいけない、開けてはいけない扉を開けたのかもしれん... せやけど愛されとるって実感できるからええかなんて思ってる俺も相当やねんな... 「お前こそ覚悟しいや?相当嫉妬深いしいじけたら長いからな?」 なんて強めに出る...のに 「わかってるで」 って耳元でしっかり言ってくるコイツには一生敵わないし、勝てへんて思った
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