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「意地っ張りで涙もろくて寂しがり屋なことわかってんで。せやから絶対に不安になんてさせへん。寂しくなる前に俺が傍にいる。意地張ってるんもちゃんと気づいとる。泣いてるときも涙は絶対に俺が拭ったる。嫉妬なんか感じさせへんほど愛するから」
涙がとまらんかった...
こんなに理解してくれる
こんなに欲しい言葉をくれる
こんなに愛してくれる
「もー早速泣いとるしー」
そうやって俺が大好きな笑顔で笑いながら涙を優しく拭ってくれる
「好きや...ほんまに、好きや」
そう言って強く抱きついた
「俺もやで...愛してる」
そう言って泣いてる目の横、瞼、鼻にキスを落としてくる
「俺かて愛してる」
少し目を開けてしっかり見つめてそう言うと
知ってるってゆう声と一緒に唇にキスを落とす
俺はもう誰よりも俺のことを愛してくれるゲラでヘタレで寝てばっかりのこいつから2度と離れられへん
不安になることはまたあるやろうけど
きっとまたこうやって安心させてくれるんやろ?
誰よりも愛してくれるんやろ?
やから俺も誰よりもお前を愛したる
些細なことでまた、嫉妬してまうほどにな...
やからそん時はまたそんな俺をまるごといまみたいに抱きしめてな...?
-end-
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