prologue*15年ぶりの帰省。

4/4
前へ
/262ページ
次へ
 1枚、たった1枚。  写真10枚も飾れる中、私の写真はたったの1枚。ここでも私の存在は薄いらしい。17年暮らしていた東京でも、結局は私の存在はなかったも同然だ。結局彼は奥さんの元に戻ったのだから、私の存在意義なんてなかったのだ。
/262ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1346人が本棚に入れています
本棚に追加