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ｼﾞﾘｼﾞﾘｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘ
ﾊﾞﾝｯ!!!
あぁうるさい
同じ毎日でも朝起きる瞬間だけは
どうしても慣れない
「あー今日から学校かぁ
めんどくさいなぁ」
そういいながらも遅刻はしたくないからか
歯を磨き髪を軽く整えて部屋からでる
「おはよう柚李。」
「おはよう母さん。」
「あんた結局最後の高校生活最後の夏休みをずっと家ですごしたわね、まぁあんたの人生だからなんも言わないけど最後くらい楽しみなさいよ。」
「わかってるけど、俺は別にこのままでいいんだよ。」
そう言って朝食をすませ足早に家を出る。
後ろから まぁ別にどうでもいいけど とかなんとか聞こえてきた。
どうでもいいんかい！
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