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愛琉姉と柚李さんが登場してさらに会場が盛り上がっていた。
その光景を見たときなんだかすごい感動した。
前の学校にいたときの愛琉姉よりすごい楽しそうで…すごくうれしい…
もしも今の愛琉姉があそこまで笑顔でいれる理由が柚李さんならホントに感謝しないとな…
と、しみじみと感動に浸っていると少し後ろから聞きなれた声が聞こえてくる。
「おー、葉琉、おまたせ。んじゃいくか!」
ハッと後ろを見ると直哉さんがこちらに向かって歩いてきていた。
「そうですね!!そろそろ行きましょうか♪」
「ん?なんかお前やけに機嫌がいいみたいだな?」
私のニヤケ顔をみてそうおもったのか、直哉さんはそう問いかけてきた。
「いやーなんていうかですね、直哉さんは''俺の教え子を変えてってくれているスゲー奴''って言うのを私のお姉ちゃんに言ってくれたじゃないですかー?」
「あぁ、その通りだ。」
「そう言って頂いたのはすごいうれしいんてすが、多分あの柚李って人も私のお姉ちゃんを変えていってくれている人なんだと今日確信しました♪なんだか最近のお姉ちゃんすごく楽しそうだから!!…このままずっとあのままでいてほしいなぁ……」
だってなんか前の学校の愛琉姉みたいに他人の表情ばっかり気にしてストレスなんて溜めさせたくないし…
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