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「それじゃあ今日から勉強しよっか!!場所なんだけどー、問題なければ私の家でする?」
と、愛琉は首を傾げながら提案してくる。
俺としてはどちらでもいいのだけれど、友達でもない自分が女の子の家に行ってもいいものだろうか…
少しばかりの疑問を持ちつつも愛琉が良いと言っているのだからその通りにすることにした。
「あぁ、それでいいよ。」
「よし、じゃあ放課後また一緒に帰るとしよっか!!電車に乗ればすぐだから!!」
「あぁ、それでいい。」
元々勉強することに関して俺に拒否権が与えられていないため反対することは出来るはずがない。
それよりも俺って勉強して学力が上がるのか?
それすら愛琉にかかっている。
………とりあえず勉強のために残りの授業は全部寝る!!
……………いや、授業をちゃんと受けるところから始めなきゃだめか……
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