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なにかよく分からないことを言っている愛琉をよそに駅につき乗り込む。
あー、電車に乗るのも久しぶりだなー…
一人感傷に浸っていると隣の愛琉が慌てふためきながら俺の肩を叩く。
「ねぇ、柚李!!あっち見て!!」
そう言われて俺は愛琉に言われた方を見る。
すると一人の女の人が顔をひきつらせながら立っているのが見えた。
制服を着ている辺り高校生だな。
その高校生の後ろを見るとおっさんがにやにやしながら立っているのが見えた。
痴漢か……
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