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「ただいまー!!」
「おじゃましまーす。」
挨拶をすると部屋の中から一人の女の人が出てくる。
おそらく愛琉のお母さんだろう。
「おかりなさい、って珍しいわね愛琉が友達連れてくるなんて!!」
「まぁね♪もうすぐテストだから勉強教えてあげるんだー!!」
「いつも愛琉さんにはお世話になってます。」
ベコリと頭を下げる。
友達ってところは今わざわざお母さんの前で否定するところでもないしな。あえてスルー
「んじゃ私の部屋2階だから行こっか♪」
「おう。」
もう一度愛琉のお母さんに頭を下げてから愛琉の後ろをついていく。
階段もなんかおしゃれだな。
そんなことを思いながら階段を上っていると上から声をかけられた。
俺じゃなく愛琉がだけど。
「あ、愛琉姉お帰り!!」
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