君が歌っていた唄を僕は今日も歌う。

テスト

「じゃあ学園祭見に来てたんだ！」

愛琉はそれが分かるとすごく嬉しそうにしている。

この姉妹仲が良いのか。

「うーん、見たには見たけど、少しだけなんだよね…」

と葉琉は少しうつむきながら考えてる。

そしてなにか思い付いたのか顔を上げて笑顔でいった。

「そうだ!!だったらまた愛琉姉と柚李さんのライブを改めて見せてよ!!」

あー、なんとなく言われる気はしたけど…

うーん…どうしようか…

………まぁ未来先生との完全版も披露してないし、時間がある時ならするかな…？

そんなことを俺が考えていると、愛琉は葉琉のお願いに真っ先に返事をする。

「うん!!私は良いよ♪あの唄を歌っていると楽しいし気持ちいんだ、それに未来先生ともまだ完璧にやれてないしね!!」

愛琉がそう言うと、気のせいか分からんが、一瞬だけ葉琉がギクッとした顔をした気がする。何故かはわからんが。