人生の始まり

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「あ、、、昨日の歌ってた人、、、?」 こんな顔だったんだ、、、 昨日は雨のせいでよく見えなかったけど 胸まである黒髪で顔立ちもまぁまぁ 整っている、、のかな? 「昨日はありがとう! 本当は違う目的で雨のなか立ってたんだけど、いつの間にか 歌ってしまってて、、、でも良かった!傘に名前が書いてあって!」 恥ずかしいことを大きい声で 言わないでほしかったな。 「別に返してもらえると思ってた訳じゃないしお礼なんていらないんですけど、、、」 「まぁそう言わないで! 本当に嬉しかったんたから! てかなんで敬語なの?同じ学年くらいに見えるけど、、、 私は大矢 愛琉【オオヤ エル】っていって高校三年生です!」 同い年だったんだ なんか少し顔が幼く見えたから 1つくらい年が下なのかと思ってた 「あ、俺も高校三年生なんだ。 名前は知ってると思うけど早坂柚李。」 ってかなんでこんなに俺普通に 喋れてるんだろ? いつもなら話しかけられたりしたら 動揺してなんも喋れないのに、、、
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